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Seoに対するgoogleのアルゴリズム変更
過去の主なアルゴリズム変更に次のようなものがあります。
- ①ペンギンアップデート(Penguin Update)
- ②パンダアップデート(Panda Update)
- ③アウルアップデート(Owl Update)
- ④ベニスアップデート(Venice Update)
2016年以降はgoogleのアルゴリズムはAI(Rank Brain)によりコントロールされているため、上記のようなものは大幅に減っています。
①ペンギンアップデート(Penguin Update)
ペンギンアップデートはスパム行為や、googleの提示したウェブマスター向けガイドラインに著しく違反しているWebページに対して検索結果の順位を大きく下げるものを指します。(これによりseoが難しくなっております。)
Googleは、アルゴリズムに対して様々なペンギンアップデートを重ね、基本的には質の高いWebページを検索結果の上位に表示し検索者の利便性を向上させようとしております。言い換えるとアップデートをすることでseoを難しくしているのです。
主なペンギンアップデートの経緯は次のようになります。
- 1.ペンギンアップデート1.0 – ペンギンアルゴリズム導入 (2012年4月)
- 2.ペンギンアップデート1.1 – データの更新 (2012年5月)
- 3.ペンギンアップデート1.2 – データの更新 (2012年10月)
- 4.ペンギンアップデート2.0 – アルゴリズム更新 (2013年5月)
- 5.ペンギンアップデート2.1 – アルゴリズム更新 (2013年10月)
- 6.ペンギンアップデート3.0 – アルゴリズム更新 (2014年10月)
- 7.ペンギンアップデート4.0 – アルゴリズム更新 (2016年9月)
2016年9月以降、ペンギンアップデートは行われれいません。
ペンギンアップデートとは具体的にはどのようなものを指すのか?
具体的には以下のようなサイトに対して順位を下げるようなオペレーションを行います。
- 1.他のサイトのコンテンツをかき集めて、加工した質が低いコンテンツからなるサイト(キュレーションサイト)
- 2.googleを利用する検索者にとって意味のないリンク集
- 3.SEOだけを目的としたリンクネットワーク
②パンダアップデート(Panda Update)
パンダアップデートとは2011年に英語圏を中心に導入され、2012年7月に日本にも導入されました。主に「低品質なコンテンツが検索結果上位に表示されにくくするため」のGoogleの検索アルゴリズム・アップデートを指します。
2013年3月以降、アルゴリズムが手動更新から自動更新への移行しました。これはアルゴリズムがAI、ランクブレイン導入と併せて考えられます。
パンダアップデートはコンテンツに対するフィルターになります。
③アウルアップデート(Owl Update)
2017年4月26日にフェイクニュース(偽ニュース)対策に特化したGoogleアルゴリズムアップデートとして「アウルアップデート(Owl Update)」がGoogle公式に実施されました。
これにより、明らかなフェイクニュースの順位が下がり、googleユーザーの利便性があがりました。(これはseoとしては普通にコンテンツ作成して利用していれば影響は少なかったと言えます。)
アメリカ大統領選挙、イギリスのEUからの独立選挙によって問題となったフェイクニュース対策となります。
WELQはアウルアップデートだけでなく、低質なコンテンツということでパンダアップデートとも関係します。
④ベニスアップデート(Venice Update)
ベニスアップデート(ヴェニスアップデート)とは、ユーザーの位置情報を検索結果に反映するGoogleのアルゴリズムです。
地域性が重要で意味を持つキーワード(例えば飲食店、歯医者、賃貸マンション、美容室など)について、地域を明示して検索しなくても、現在地(アクセスポイント)に応じて検索結果が調整されるという仕組みです。
「歯科 地域」と検索しなくても「歯科」と検索した場合においてもユーザーの位置情報(アクセスポイント)から有用と考えられるサイトを上位に表示させる仕組みです。
この対策として、seoではコンテンツ内の地域を示す単語を増やすなどが当たります。所在地を明記するなどがこれに当たります。